山形市馬見ヶ崎川千歳橋南の袂

ここは鋳物の町として知られる山形市銅町。戦後の山形市の経済をささえた鋳物の町、キューポラの町だ。「仕事帰りにこの店で一杯飲っていくのが楽しみだったんだ」と鋳物業が盛んだった頃の人たちから懐かしむ声が聞こえる。周囲の鋳物工場は近年減ってきた。このスケッチからは姿を消している建物もあるがこの「一ぱいや」は今も変わらぬ佇まいを見せている。暖簾をくぐれば鋳物職人たちの声が聞こえてきそうだ。

令和四年正月