文翔館前角家

この近辺には昭和四十年代頃まで山形県庁、県会議事堂、県警察本部等があった。今は山形市役所、裁判所があるだけだがその頃、この一帯の通りは相当の賑わいを見せていたに違いない。
ビルに囲まれて建つこの家屋たちはその賑わいを見続けてきたはずである。

町はその形も人の通りも誰にかまいもせず時代の流れとともに変わって行く。山形市内も急ピッチで変わりはじめている。この激しい移り変わりをしっかり見つめて誰かに伝えていかなければならないと、通りの角に建つこの家屋たちが語っているようだ。

平成十九年正月